2012年9月23日日曜日

バーチャルとリアルの狭間

2012.09.22付の日本経済新聞Web版に、次のような記事が掲載されていました。


この記事では、Sonyが開発した頭部に装着することによってプレイするゲーム用専用の液晶ディスプレイについて紹介しています。
Sonyは、この液晶ディスプレイをとおしてみた空間がバーチャル(仮想)空間なのかリアル(現実)空間なのか、体験者には判別できないほどリアルに近いバーチャルを作り出すことに成功したようです。
「そんなリアルっぽいゲームなんて気持ち悪くてやれないよ」
なんて意見もあるかもしれませんが、おそらくは単なるゲーム機のためのディスプレイとして利用されるだけではないでしょう。
自宅にいながら世界旅行に出かけたり、大好きな片思いの異性とデートしたり、限りなくリアルに近いそんなバーチャルを楽しむことができるようになるかもしれませんね。

しかし、2009年に発刊された芦崎治氏の「ネトゲ廃人」に出てくる1ゲーマーのように、リアルな生活をバーチャルな世界でリセットしたつもりになる人も大勢出てくるかもしれません。
リアルとバーチャルの区別がつかなくなったことに起因する犯罪も増えるかもしれません。
これらの心配事は、やはり誰もが抱かずにはいられないでしょう。


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