2015年8月13日木曜日

Windows 10は最後のOS?!

Windows 10は、最後のWindows OSだというのをご存知でしょうか?

Microsoftは、Windows 10を最後にWindowsのメジャーバージョンアップを行わないそうです。
つまり、Windows 11やWindows 12が発表されることはないのです。

この事実は、Windows OS環境で動作するプログラムを開発する者にとっては、嬉しい話です。
もう、新しいWindowsが発表されるたび、自分が開発したプログラムが新しいWindowsで動くかどうかの検証と修正を行わなくてよいのですから。

しかも、VB6ユーザーに吉報です。
2008年にMicrosoftから公表されたホワイトペーパー「Visual Basic 6.0 アプリケーションの ビジネス プランニング ガイド」によれば、2017年以降に発売されるWindows OSに関しては、VB6ランタイムの動作を保証しないことが書かれていました。
そのため、VB6で開発した多くのアプリは、2017年以降に発売されるWindows OSのために、VB6から別の言語(多くは.NET言語)への移行を余儀なくされていました。
しかし、Windows 10の発表とともに、2017年になる前に、Windowsはメジャーバージョンアップを行わないことを宣言しました。
これにより、VB6はWindowsの最後まで生き延びることができたというわけです。

VB6で開発されたアプリは、現在でも様々な現場の一線で使用されています。
例えば、入出金機を操作するためにMicrosoftが提唱している共通インターフェイスであるOPOS(オーポス)も、いまだにVB6で開発されたActiveXコントロールで提供されています。
もう、様々な現場の一線と癒着したVB6を、容易に切り離すことができなくなってしまっているのです。


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