2012年9月9日日曜日

Twitter API ver.1.1 バージョンアップについて

2012年9月5日、Twitter API のバージョンが1.0から1.1へとアップしました。
メジャーバージョン(整数部のバージョン番号)ではなく、マイナーバージョン(小数第1位のバージョン番号)の変更です。

通常、マイナーバージョンの変更は修正規模がそれほど大きくないものですが、今回のTwitter APIのマイナーバージョンアップは、Twitter APIを利用したアプリの開発者が強いショックを受けるほどかなり大きな変更となりました。
詳しくは、以下のリンクをご覧ください。
ITに詳しい方でないと、聞いたこともない横文字だらけで読みづらいと思います

TwitterからのRSS取得が2013年3月5日で打ち切りへ(GIGAZINE)

上記のリンク先の記事をかなりかんたんにいってしまえば、

  • 今まで使用していたTwitter関連アプリが使用できなくなる可能性が大いにある
  • 使えたとしてもツイートが1時間に60ツイートしか表示されない

の2つが重要でしょうか。
1回でTwitterとFacebookの2箇所へ記事を投稿できるようなアプリについては、今後一切使えなくなるようです。
移行期間が来年の3月15日まであるとはいえ、Twitter関連アプリの開発者は今回のバージョンアップにかなり嫌気がさしているようですね。

さて、上記のGIGAZINEのサイトからもリンクされている江添亮氏の「本の虫」ブログでは、これをTwitter社の"邪悪な囲いこみ"と表現しています。

Twitter API 1.1により、Twitterは終了する(本の虫)

今までは、Twitter関連アプリを開発する開発者によって様々な便利アプリが市場に出回っていました。
Twitterがこれほど普及した要因の1つとして、これらの便利アプリの存在もきっとあることでしょう。
これらの便利アプリがTwtter社からツイートを取得するたびに、おそらくはTwitter社のサーバーに大きく負荷がかかったことでしょう。
そのため、長時間ツイートを取得できなくなり、何度もフェイルホエール(Twitterが何らかの理由によってエラーが発生した場合に出現するくじら)の画像を表示するはめになったかもしれません。
しかしながら、ここでいきなり手のひらを返し、ここまでTwitterとともに成長してきた関連アプリの存在を切り捨てることが許されるでしょうか。

同じアプリ開発者として、今回のTwitter社のやり方には個人的に非常に不愉快です。


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