2018年11月7日水曜日

Microsoftという会社①

 Microsoftという会社について、あなたはどのような印象を持っているでしょうか。
Windows OS、Microsoft Office。
この2つのソフトウェア製品を主力として開発しているソフトウェア会社というイメージが強いかと思います。しかし、それは今は昔。
 現在、Windows OSを搭載した「Surface」というハードウェア製品を提供するハードウェア会社でもあります。また、人工知能を利用した製品も数多く提供しています。Microsoftの人口知能と言えばCortana(コルタナ)が有名ですが、このCortanaは、決してWindows OSにのみ搭載されているわけではありません。Amazonの人工知能搭載スピーカーである「Amazon Echo」と業務連携し、Cortana搭載バージョンも発売される予定になっています。「Amazon Echo」には、Amazonが開発した人工知能であるAlexaと、Microsoftが開発した人工知能であるCortanaの2種類から選択できるようになるわけです。また、多くの自動車会社との協業も進んでおり、Cotanaがドライビング・アシスタントとして搭載される予定になっています。
 MR(Mixed Reality:複合現実)にも積極的に力を入れています。MRは、Microsoftが提唱する新しい概念であり、VR(Virtual Reality:仮想現実)ともAR(Augmented Reality:拡張現実)とも違います。物理的な物質が存在する「物理的現実」と仮想的な感覚を人工的に刺激する「仮想現実」を融合した世界であり、ARを利用したゲーム「ポケモンGO」の3D版というとイメージが付きやすいかと思います。「ポケモンGO」の場合、現実世界に2Dのポケモン画像が合わさって表示されているだけですが、MRでこれを実現した場合、ポケモンの背後に回り込んで背中をみることができます。
物理的には実現が難しい物体であっても、VRやARよりもよりリアリティのある世界を投影するための技術であり、今後さまざまな分野において応用されていくことが期待されています。
 また、同社のクラウドサービスである「Microsoft Azure」についても、言及すべき重要なポイントです。過去の主力製品であったWindows OSやMicrosoft Officeは、クラウド上のサービスとしても提供されるようになりました。Microsoft Officeについては、ブラウザ版であれば無償で利用できるようになりました。

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