このブログの存在を忘れていたわけではないのですが、気がついたときは特に書くこともなかったのでそのまま放置し続けていたら、2 年半も経っていました。
歳をとると、時間の流れがとても早く感じます。
この 2 年半の間、IT 関連の大きな動きとしては、なんと言っても AI の劇的な進化が挙げられます。
もはや、私は一切のプログラミングをやらなくなりました。
全て、AI に指示するだけです。
今まで、私が 30 年間学習してきたことよりも、はるかに AI の方が多くの知識を持っています。
コーディング能力に関しても、私よりも高く、そして尋常じゃなく早い。
これまで私が培ってきたものは、ただの「うんちく」となってしまいました。
あと、最近、「AI にばかりコーディングさせていると、なんの学習にもならない。自分でもコーディングの知識は身につける必要がある」みたいな論調を見かけることがあるのですが、私はそうは思いません。
まだ高級言語が登場したての頃、アセンブラなどの低級言語でプログラミングしていたプログラマーは、高級言語から始めたプログラマーに低級言語を習得することの大切さを伝えようとしていた、との内容の記事を見たことがあります。
今、アセンブラでプログラミングできる人はどのくらいいるでしょうか?
「江戸時代、東京から大阪に行くには歩くしか手段がなかった。今は新幹線であっという間に着くが、実際にどのくらい遠いかは、当時の人と同じように歩いてみるべきだ。」とかいう人がいたら、どう思います?
十年以内に、AI でプログラミングするのは当たり前の時代となり、人がプログラミングするのは珍しい光景になるのではないでしょうか。
そのような時になれば尚更、「(人間も)コーディングの知識は身につける必要がある」と言われても、うざがられるはずです。
確かに、AI でコーディングさせていると、プログラミング知識が事前にあるかないかで、差が出る時があります。
自分の思った通りに AI がコーディングしてくれないケースの対処などです。
とはいえ、うまくいかない理由を AI に言い訳させてみて、たとえばそれを別セッションの AI で対処方法を聞くなどすれば、作業を指示している人間にコーディング能力がなかったとしても、特に問題はないかなと思っています。
そんな状況だからこそ、「AI が全部仕事をやってくれるんで、IT 業界はもうダメだろ。」などという声も聞かれるのですが、確かにいずれはそうなるとは思うものの、現状は、非常に多くの中小企業が、いかに自社に AI を活かせばいいのかわからない状態です。
そういった企業に業務の AI 化を推進するのが、今後の IT 業界の主な方向性となるでしょう。

